一括編集を行う

使いやすいテンプレートを使用して、キャンペーン設定を一括で管理できます

Apple Search AdsでCampaign Management APIを使用する時間や力がなくても、一括編集機能を使用すれば、複数のキャンペーン、広告グループ、広告を一度に簡単に更新できます。1日の予算、デフォルトの最大入札額、オーディエンスなどの設定を編集することができます。カスタムプロダクトページを新しく選択して、検索結果広告のバリエーション、検索タブ広告、またはTodayタブ広告に使用することもできます。キャンペーンダッシュボードの「アクション」メニューから、既存の設定をダウンロードして編集するだけです。テンプレートを使用して、新しいキャンペーンの情報をアップロードすることもできます。更新したキャンペーンや新規キャンペーンは、編集したスプレッドシートをアップロードすればすぐに有効になります。

キャンペーン設定テンプレートをダウンロードする

既存のキャンペーン、広告グループ、広告設定をダウンロードして編集する方法

  1. 「キャンペーン」ダッシュボードから、特定のキャンペーンの横にあるチェックボックスをオンにしてその設定をダウンロード・更新することも、チェックボックスをオフのままにしてすべてのキャンペーンの設定をダウンロードすることもできます。必要に応じて検索ボックスを使って特定のキャンペーンを検索することも、「フィルタ」メニューの一般、詳細、パフォーマンスオプションでキャンペーンをフィルタすることも可能です。フィルタ結果から選択して、特定のキャンペーンの設定だけをダウンロードします。データのフィルタについてさらに詳しく
  2. 「アクション」メニューから「データをダウンロード」を選択します。
  3. 「キャンペーン」、「広告グループ」、「広告の設定」オプションを選択し、設定データをXLSXファイルでダウンロードします。また、絞り込みオプションのリストをダウンロードすれば、特定の国または地域、都道府県または管理区域、都市または地方として使用できる略語を確認することができます。
  4. 「ダウンロード」ボタンをクリックします。

また、「広告グループ」ダッシュボードや「広告」ダッシュボードから設定をダウンロードすることもできます。

新規キャンペーン作成用の未入力のテンプレートをダウンロードする方法

  1. まだキャンペーンを作成していない場合や、既存のキャンペーンを編集するのではなく新規キャンペーンを作成する場合は、「キャンペーン」ダッシュボードの「アクション」メニューから「データをアップロード」を選択します。
  2. 開いたウインドウで、青い「XLSXテンプレートをダウンロード」リンクをクリックします。
  3. 新規キャンペーンの設定データを入力したあと、スプレッドシートをアップロードしてアカウントに追加します。キャンペーンID、広告グループID、広告IDはApple Search Adsによって自動生成されるため、それらのセルは空白にしておきます。

キャンペーン、広告グループ、広告の編集内容をアップロードする方法

  1. 「キャンペーン」ダッシュボードで、「アクション」メニューから「データをアップロード」を選択します。
  2. 編集したキャンペーン、広告グループ、広告設定を含むXLSXファイルを選択します。
  3. 「アップロード」ボタンをクリックします。

テンプレートを正常にアップロードするには、テンプレートにすべての列が存在する必要があります。列を削除すると、アップロード中にエラーメッセージが表示されます。

キャンペーン設定テンプレートを使用する上での考慮事項

キャンペーン、広告グループ、広告設定を入力する際は、以下の点に注意してください。

  • スプレッドシートには最大500行まで追加できます。各行には、特定のキャンペーン、広告グループ、および広告の情報が含まれます。すべてのキャンペーンが同じキャンペーングループ内に存在する必要があります。
  • 複数の値を入力する場合は、カンマで区切ります。たとえば、キャンペーンを米国、イタリア、ギリシャで実行するように設定する場合は、そのキャンペーンの「国または地域」列に「US」、「IT」、「GR」と入力します。
  • 1日の予算や入札額など、金額に関するすべてのデータには、Apple Search Adsアカウントで設定されている通貨が使用されます。タップ単価(CPT)価格モデルは、「価格モデル」列でクリック単価(CPC)と表示されます。
  • キャンペーンまたは広告グループの開始日時や終了日時の書式を設定する際は、「年月日」および「時分秒」の書式(「YYYY-MM-DD、HH:MM:SS」形式)で指定します。日付と時刻には、Apple Search Adsアカウントで設定されているものと同じタイムゾーンが使われます。
  • 特定の曜日や時間帯にだけ広告を配信したい場合は、「時間帯区分」列に時間を入力します。数値の範囲は0〜167で、日曜日の午前12時から始まる1週間の時間を表します。たとえば、App Storeに金曜日の午後6時から土曜日の午前2時まで配信したい場合は、138、139、140、141、142、143、144、145、146と指定します。
  • 広告グループのオーディエンス設定を調整すれば、パーソナライズされた広告がオフになっているユーザーが自動的に除外されます。結果、App Storeで広告が表示されるユーザーの数が制限されます。
  • テンプレートの「以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザーを含める」列と「以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザーを除外する」列を使用すれば、広告グループを特定の顧客タイプに絞り込むことができます。すべてのユーザーを指定する場合は、スプレッドシートで「以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザーを含める」列と「以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザーを除外する」列を空白のままにします。新規ユーザーを指定する場合、「以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザーを除外する」列にキャンペーンで宣伝するアプリのアプリIDを入力します。以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザーを指定する場合、「以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザーを含める」列にキャンペーンで宣伝するアプリのアプリIDを入力します。その他の自社アプリのユーザーを指定する場合、「以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザーを含める」列にその他の自社アプリのアプリIDを入力します。キャンペーンの広告がそれらのアプリのユーザーに表示され、プロダクトページのクロスプロモーションを行うことができます。

キャンペーンを管理してレポートをプログラムで実行するには、Apple Search Ads Campaign Management APIの使用をご検討ください。